Revival Thief Attraction【デッキ紹介】
あいさつ
本編の前にサムネを公開しながら、今回のデッキ紹介についてのお話を
今回プレイするのは2022年3月19日(土)発売「タクティカル・マスターズ」収録の
『ラビュリンス』と相方に『イビルツイン』をテーマに組み込んだ
【Revival Thief Attraction】のデッキ紹介です
使用言語は読了の容易さから日本語を選択し、紹介する人間は入力速度を考慮して
「しあ」と申します。よろしくお願いします。
もくじは先駆者兄貴を見習って挨拶のあとからにします。
コンセプト
このデッキで一番やりたかったこと、それは…
《Evil★Twins キスキル・リィラ》を無限回特殊召喚し理不尽に除去したうえで、相手の顔面に高打点を叩き込む
『ラビュリンス』のテキストを一通り確認したとき、思ったことは
「これ、通常罠ならデッキからセットできるし、使った後も再セットできるし、離れても除外にならないから必要に応じて罠を使えればかなり厄介になるんじゃないか?」というものでした。
さらに、『イビルツイン』には通常魔法で『ライブツイン』モンスターのサーチと
罠カードへの変換を行えるため、無理に罠を詰め込んで窮屈になるようなこともないと思い、構築に至りました。
デッキ紹介
『イビルツイン』と『ラビュリンス』のほかにもなぜか入っている植物族や速攻魔法、エクストラによくわからない悪魔族エクシーズがいると思いますので、各カードの採用理由や使用した感想などを解説していきます。
各カードの役割
ラビュリンス
まず1番可愛いといっても過言ではない《白銀の城の召使い アリアンナ》です。
私はアリアーヌよりアリアンナ派です
①②の効果はいずれかターン1なので、ガバして同一ターンに両方の効果を使わないようにしましょう。再走案件になります。
この娘で『ラビュリンス』の必要パーツ、主に《フェアーウェルカム・ラビュリンス》 《白銀の城の召使い アリアーヌ》や《白銀の城の魔神像》余裕があったら《白銀の迷宮城》や《白銀の城のラビュリンス》に触っていきます。
このデーモンカテゴリにしれっと入っている像はどこから特殊召喚されても効果を発動でき、さらに罠を使えば使うほど打点が上がっていくため、リーサル要因としても使っていきます。
《逢魔ノ刻》や《竜嵐還帰》を墓地からセットすることで《Evil☆Twin トラブル・サニー》を蘇生し分離、《Evil★Twins キスキル・リィラ》の特殊召喚に一役買ってもらいます。ただ、最初からおっぺぇに触りに行かなくても問題ないおっぺぇのでっけぇ姫様です。
次にこのデッキで一番使い倒したい《白銀の城の召使い アリアーヌ》です。
注目するところは①の効果ですね、サモンプリーストの罠版のようなことが書いてあります。
ただし、悪魔族限定ですが☆4以下を特殊召喚することが可能になりました。
特殊召喚後に制約もかからないため、☆5~☆8までのシンクロ召喚、エクシーズ召喚、リンク召喚etc…
多彩なことが出来る有能なメイドさんです。
この娘が初動で一番使いたいカードNo,1です
文字だけで書くと読むのが面倒くさいと思いますので、みなさまのためにぃ~展開方法を軽くまとめてみました。
はい。とても優秀ですね
《白銀の城の召使いアリアーヌ》で出したモンスター効果は無効化されていないため、
ライフを1800回復しつつ、《ローンファイアブロッサム》2体と《六花精プリム》をデッキから吐き出すことでデッキの純度を上げます。
その後《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で必要パーツを墓地に落とし、準備を整えます。
今回ベアトリーチェで落としたいカードは
①《Live☆Twin キスキル》 or 《Live☆Twin リィラ》のうち1体
②《Vivid Tail》
③《帝王の轟毅》
④《ウェルカムラビュリンス》
⑤必要に応じてお好きに
優先順位は①>②>③>⓸>⑤の順番です。
このデッキには①を蘇生するために6枚の蘇生罠が投入されています。
また、その罠をデッキからセットする《フェアーウェルカム・ラビュリンス》が3投されています。
さらに蘇生罠《ピンポイント・ガード》や《フェアーウェルカム・ラビュリンス》をデッキからセットすることが出来る《白銀の城の魔神像》も使っていきます。
要はフィールドに《永遠の淑女 ベアトリーチェ》がいようがいまいがほぼ確実に蘇生罠を持ってくることが可能となります。
最後に紹介されなかった《ウェルカム・ラビュリンス》ですが、初動には使いません。
主におっぺぇのでっけぇ《白銀の城のラビュリンス》を特殊召喚するために使用します。
イビルツイン
墓地に送られた《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twin リィラ》でもう片割れを特殊召喚し、先攻なら1ドローしつつ、後攻なら1枚破壊しつつ《Evil☆Twin トラブル・サニー》へ繋げます。
先程の展開で《永遠の淑女 ベアトリーチェ》がフィールドに残ってしまった場合は、墓地に送ってあるか初手にありセットしてあるはずの《Vivid Tail》を使用し、自分フィールドにモンスターがいない状態を作り出します。
《Evil☆Twin トラブル・サニー》の②の効果でフィールドのカードを除去しつつ、《Evil☆Twins キスキルリィラ》を墓地へ送ります。純構築の流れですね。
除外された《Evil☆Twin トラブル・サニー》は《竜嵐還帰》を使用することにより帰還させ、再度分離して《Evil☆Twins キスキルリィラ》の特殊召喚の手助けをしてもらいます。
また、《シークレット・パスフレーズ》は《Live☆Twin キスキル》《Live☆Twin リィラ》をサーチするための《Live☆Twin トラブルサン》や《白銀の城の召使いアリアーヌ》のコストにも使用することが出来る《Evil☆Twin プレゼント》や《Evil☆Twin チャレンジ》に変換することが出来ます。
Evil☆Twin罠はあまり使われているところを見たことがありませんが、的確なタイミングで打つことで守りの強さがかなり変わってくると思います。
その他のカードの役割
ほぼメインデッキのすべてを解説したと思いますが、触れていないカードを解説していきます。
《天獄の王》
最強の岩。《御影志士》からサーチしたり、素引きしたら迷わず公開しましょう。
このデッキの構造上《天獄の王》を使用しなくても罠にはアクセスできるので、公開した状態でセットカードが発動しても特殊召喚することはほぼありません。
《白銀の城のラビュリンス》を場に出すまではこいつがセットカードを守ります。
(壁として出ないと負けてしまう場合は別)
《トリック・デーモン》
デーモンカテゴリにアクセスするために使用します。
後述する《悪魔の枝》で墓地に落として《白銀の城の魔神像》や《悪魔の枝》をサーチするために使用します。
ただ、手札に来てしまった場合効果で墓地に送るカードがないため、一度フィールドに出さないといけません。
引かないように祈りましょう。
《帝王の轟毅》
エクストラにいる《No,43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》を出すときに使用します。出し方や出すタイミングなどは《No,43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》紹介時に解説します。
《悪魔の技》
フィールドのカードを1枚対象にとって破壊するカード。その後の効果でデッキから悪魔族を墓地へ送ることが出来ます。すごく強い。
白銀の城の悪魔の枝くらいの名前つけてほしい。なぜ『デーモン』カテゴリなのにイラストに描かれているのが『ラビュリンス』なのか…コレガワカラナイ
《逢魔ノ刻》
《Evil☆Twin トラブル・サニー》が除外できない場合、《竜嵐還帰》を使用できないため、《Evil☆Twin キスキル》か《Evil☆Twin リィラ》を直接特殊召喚するために使用します。
エクストラデッキ
《No,43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》
《Evil☆Twins キスキルリィラ》がなんらかの要因で出せなかったときのケアとしてこのモンスターを出します。
①の効果でNo,Xモンスターを墓地から装備することによって、②の効果で戦闘効果破壊耐性を付与することが出来ます。
③の効果で1ターンに1度、ライフが回復するとその分攻撃力が上がっていき、回復量分のバーンダメージを与えます。
今回であれば《レッドリゾネーター》を特殊召喚することでそれ相応の攻撃力とバーンダメージを用意することが可能になりますし、②の効果で戦闘ダメージは与えられませんが、戦闘で必ず突破できます。
出し方としては、《ピンポイントガード》や《戦線復帰》で《Live☆Twin キスキル》 or 《Live☆Twin リィラ》を特殊召喚しもう片割れを特殊召喚。
通常罠カードが発動したことにより《白銀の迷宮城》の②の効果で墓地の《レッドリゾネーター》を特殊召喚。
墓地の《帝王の轟毅》の効果で自分フィールドのモンスターを闇属性に変更し、
3体の闇属性☆2モンスター3体でX召喚します。
《No,29 マネキンキャット》
1度《Evil☆Twin キスキル》と《Evil☆Twin リィラ》を特殊召喚している場合で、盤面で妨害を食らった際に、《Live☆Twin キスキル》 or 《Live☆Twin リィラ》を特殊召喚しもう片割れを特殊召喚して、その2体で《No,29 マネキンキャット》をX召喚します。
そこから出したい方を特殊召喚し、リカバリーをするために使います。
あと、《No,43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》の装備モンスターとして使います。
《No,60 刻不知のデュガレス》
『Evil☆Twin』で悪魔族縛りが発生した後に《白銀の城の召使いアリアーヌ》から《白銀の城の召使い アリアンナ》を出すことがありました。フィールドからモンスターを離すことが出来る罠があれば、そのまま2人を残してもいいですが、雑にまとめたいときもあるだろうと思い、器用に補助をしてくれるおじさんに頼むことにしました。
あと、《No,43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》の装備モンスターとして使います。
《旋壊のヴェスペネイト》
《御影志士》で《天獄の王》をサーチした後に重ねるために採用しています。
《白銀の城の召使いアリアーヌ》と《白銀の城の召使い アリアンナ》を素材にしていることがほとんどなので、《旋壊のヴェスペネイト》の②の効果が発動し、《白銀の城の召使い アリアンナ》が特殊召喚できるため、さらに後続のアクセスに役立ちます。
《ダイガスタ・エメラル》
自由枠。正直なんでもいいです。
君じゃなくてもいいです。
《トロイメア・フェニックス》&《トロイメア・ケルベロス》
手札に来てしまった《帝王の轟毅》を切るために使用したり、相手フィールドの厄介なカードを突破するために使用します。
《トリック・デーモン》は効果で墓地に送らないと効果が発動できないため、ガバで切らないようにしましょう。余裕があって蘇生出来るときや、他に切れるカードがない場合は切りましょう。
《閉ザサレシ世界ノ冥神》
《Evil☆Twins キスキルリィラ》でも残されてしまうような理不尽なモンスターや厄介なモンスターがいた場合は容赦なくこいつで吸いましょう。
嫌な顔されると思いますが、そもそも『イビルツイン』使っといてそんなこと気にしてる時点で厚顔無恥なので気にしなくていいです。
おわりに
さて、間奏した乾燥ですが
純粋にカジュアル環境の『イビルツイン』が優秀でした。
コンスタントな破壊と1ドローによる継戦能力が非常に高く、それを担保するかのように『ラビュリンス』のサポートが上手く噛み合いました。
噛み合うまでに1~2ターン程相手に猶予を与えてしまう場合もありますが、『ラビュリンス』は噛み合ったら容赦がないと思います。
最近組んだデッキの中で発売してからすぐ組めた上にかなりの自信作になったため紹介させていただきました。
デッキ名はRevival Thief Attraction
そう、『ラビュリンス』のテーマである、ゲームのReal Time AttackであるRTAから頭文字をもらいました。デッキ名に協力をしていただいたガレリオさんにはこの場を借りて改めてお礼申し上げます。
またこのデッキを組むにあたりデッキ相談に乗ってくれた関西の悪魔的天才デッキビルダー ジツサンにもこの場を借りて改めてお礼申し上げます。
間違い等ありましたら教えていただけますと幸いです。
皆さんも『ラビュリンス』を使ってデッキを組んでみては如何でしょうか?
私もやったんだからさ?